情報化月間とは

1970年代はじめ、通商産業省(現在の経済産業省)は、当時起きていた「情報化社会」への潮流が、単に産業や経済に影響を及ぼすだけでなく、私たち個人のライフスタイルをも変える社会的なものであると捉え、この情報化の波を健全に発展させていくためには、情報化に関する正しい知識を提供し、国民一人一人が情報化について理解を深めることが重要と考えました。
そこで、 1972年に当時の総務庁、経済企画庁、科学技術庁、大蔵省、文部省、運輸省、郵政省と連携し、10月の第1週を「情報化週間」と定め、全国各地で情報化に関する展示会、講演会を行うとともに、情報化の促進に貢献した個人や企業の表彰を開始しました。その後、「情報化」の社会への重要性はますます高まり、現在では期間を拡大し、10月を「情報化月間」として様々な行事を実施しています。

この間に、パソコンやインターネット、携帯電話が普及し、家電は「情報家電」へと進化を遂げ、今や私たちが暮らす現代にITは不可欠な存在となっています。

あなたの身の回りのITが、さらにあなたの生活を豊かにするためには何が必要なのか…、情報化月間を機会に一緒に考えてみませんか?

今年のテーマは「Global、Open、Green」

過去36回の情報化月間では、「生活と情報化」や「教育と情報化」など、生活に密着したテーマを掲げてきました。
37回目となる今年は、Global、Open、Greenをテーマに、IT導入期から本格的なIT活用期へと移行していく経済活動や社会生活の中で、今後のIT利活用の方向性をみなさんと一緒に考えていきたいと思います。
経済の分野では、ITにより国境のないボーダーレスな活動空間が誕生し、研究開発や調達、販売など様々な企業活動がグローバル化しています。日本にはニーズに合わせた多品種少量生産のノウハウや品質管理能力があり、作りだされた製品も高い信頼性を誇っています。このような強みを活かし、日本の産業が世界の中で競争力をつけ、また世界中と協調して成長していくためにはITを活用したグローバル化への取組みが重要となってきます。
また、既存の業界や企業といった枠組みに縛られず、それぞれの企業や私たち一人一人の活力や想像力を最大限に引き出すためには、ITによる生活環境のオープン化にも取り組む必要があります。
そして、温暖化抑止など地球環境に関する課題がクローズアップされている今、グリーンITなど環境問題への高い対応力を世界に発信し世界的な環境問題に貢献することが、環境先進国としての責任と考えます。
以上のようなことを国民のみなさんとともに考える機会となるよう、今年度の情報化月間のテーマを設定しました。

U-20プログラミング・コンテスト

今年で29回目を迎える「U-20プログラミング・コンテスト」。これまでに226の作品が表彰されています。
毎年、若者らしい柔軟なアイデアや、審査委員も目を見張るほどの高い技術が詰まった作品が多数寄せられています。
近年、学生のプログラミング離れが起こっていると指摘され、専門学校でも、毎年1万人規模で情報関連学科の学生 が減少しています。一方で、インド、中国など海外の技術者の増加は目覚しく、わが国にとって次世代IT人材の育成は 喫緊の課題となっています。このため、本コンテストでは、単に優秀作品を選出し表彰するだけでなく、入選者への フォローアップなども行っています。

『U-20プログラミング・コンテスト』WEBサイト